情報閲覧モードでは、初期画面のプロットプラン→PFD→機器・配管をクリックすることで、簡単に必要な保全情報が引き出せます。
また、強力な検索機能により、仕様・経歴などの検索条件に該当する機器・配管をPFD上に表示することができます。
これらの機能により、装置全体の劣化傾向の把握、保全情報の継承が簡単にでき、膨大な報告書の中から保全情報を探し出す労力と手間から解放されます。
配管は「台帳管理(ラインインデックスによる管理)」と「図面管理(現場利用図面による管理)」の2つの管理方法で整理し情報を結び付けることにより、現場作業に合った管理が可能です。
これによりエリアが広範囲にわたり管理が困難な配管も効率良く管理できます。
専用CADビュアーを標準装備し、CADソフトがインストールされていないパソコン上でも自由にCAD図面を閲覧することが可能となりました。
DXF、DWGのCADファイル以外にもBMP、JPEG、TIFF形式などのイメージファイルの表示も可能です。
お客様の資料がそのまま利用できますので、初期導入費用の低減にもつながります。
目的別にTBM・CBM※を使い分けた検査計画立案とシステム上で機器・配管ごとに長期計画が登録できます。
例えば、目視・非破壊検査に関してはTBM機能により、定点肉厚測定に関しては腐食進展傾向を考慮したCBM機能により次回の検査箇所を自動的に抽出します。この機能を活用することで、検査計画にかかる労力が大幅に削減されます。
※Time Based Maintenance(時間基準保全)
※Condition Based Maintenance(状態基準保全)
・肉厚検査計画機能
Version6は測定点ごとの星取表が表示できるようになりました。
測定点ごとにTBM・CBMの計画が星取表上で一目で確認できます。
また、計画画面上に肉厚定点図面が表示されるので、問題箇所も一目で確認できます。
・肉厚計画一括処理機能
複数の計画ルールを登録し、1回の操作でこれら複数の計画を一挙に立案することのできる一括計画処理機能を標準装備しました。